Easy MCUser を使って USART をバス接続した Arduino 互換機を制御する方法
12.03.17
【お知らせ】
新しい接続イメージをみてみる前に、下図の「Easy MCUser Ver.1.x」が対応しているマイコン・ボードの接続構成を見てみましょう。このバージョンでは Mac / PC などの、いわゆる一般的なパソコンを使ってGUI から仮想 MCU の一つにあたる AVR マイコンを制御する際に、どうしても Master MCU となるボードが必要でした。これは、Slave MCU に対する選択信号(チップ・セレクト)をMac / PC から直接出力する事が出来ないからというのが理由です。
「Easy MCUser」は仮想 MCU を一つのテーマとして設計していますが、下図にある様に、当時安くて使い易い開発環境である「mbed」に対応をしている STM 社の Nucleo F401 ボードを Master MCU として採用する事にしました。
下図は新しく採用した、最大数である8台の AVR マイコン(Arduino 互換ボード)を「Raspberry Pi3」から制御する時の接続イメージになります。
上図との大きな違いは、「Master MCU」として専用のマイコン・ボードが無い事です。「Raspberry Pi3」には、Mac / PC には無い機能として「GPIO」があります。この GPIO を使えば、 Master MCU から Salve MCU へ出力していた「チップ・セレクト」を生成する事が可能です。…という事で、 Master MCU の役目を「Raspberry Pi3」に持たせると下図の様な接続構成になりました。
試作段階でのテスト風景は以下の様な感じです。今回は、USB I/F を持ったArduino 互換機として「Arduino Nano」タイプを採用しました。USB I/F を持ったマイコン・ボードは Raspberry Pi3 の配下には一つだけで良いので、それ以外のマイコン・ボードとしては、「Arduino Pro Mini」タイプを採用しています。もちろん、DIP パッケージの AVR(ATmega328P)などにファームウェアを直接書き込んで、ボード上に並べてもOKです。
今回は、Raspberry Pi3 から USART をバス接続した Arduino 互換機を制御する方法について紹介をさせて頂きました。
Raspberry Pi3 はパソコンと比較しても1/10 程度の価格。これを採用しない手はありません。AVRMC では、今後も安くて良いプラットフォームは積極的に採用し、ご紹介してゆきたいと考えます。
当ホームページをご覧になって頂き、複雑で本格的なプログラムを作る事なく GUI でマイコンを制御し、デバイスの評価や実験のための計測・自動制御などに使いたいとお考えの方は、ぜひ期間限定のβ版をダウンロードしてお試しいただければ幸いです。
限定期間を過ぎる少し前には、正式版のアップを予定しております。気に入っていただけましたら、ぜひこちらのダウンロードも宜しくお願いします。
【ちょっと広告】
Easy MCUser は、ユーザーがプログラミングをせずに、マイコンを使って自分のやりたい事を簡単に実現するためのソフトウェアです。以下に示す様な3つの特徴を持っています。
・GUIの操作によって、簡単にマイコンを直接動かせる
・GUIの操作を録画し、録画した操作を編集する事でマイコンのプログラムを生成出来る
・1つのマイコンでは難しい処理も、複数のマイコンへ分散して処理させられる
教育現場で、クリエーターに、仕事の小道具としてお使い頂ければ幸いです。現在、ベータ版をダウンロード・ページからダウンロード可能です。ぜひ、この機会にお試しください。
Easy MCUser enables you easily that you want to do your own by using microcontrollers without do programming. Easy MCUser has three features such as shown below.
· By GUI of the operation, you can control easily the microcontroller directly.
· Record the operation of the GUI, you can generate the program of microcontroller by editing the recorded operation.
· If you have difficult process in one microcontroller, Easy MCUser can distributes to a plurality of microcontrollers.
You can try to use ももんが version. Please download form download page.
「他とはちょっと違う、AVRMCのハードウェア構成」
のページに、Easy MCUser を使った Raspberry Pi3 からの Arduino 互換ボード (AVR マイコン)を制御する際の接続イメージを追加しました。詳細につきましては、「Download」ページにあります、「AVRMC_ファームウェア設計仕様書v20_0.pdf」を参照してください。新しい接続イメージをみてみる前に、下図の「Easy MCUser Ver.1.x」が対応しているマイコン・ボードの接続構成を見てみましょう。このバージョンでは Mac / PC などの、いわゆる一般的なパソコンを使ってGUI から仮想 MCU の一つにあたる AVR マイコンを制御する際に、どうしても Master MCU となるボードが必要でした。これは、Slave MCU に対する選択信号(チップ・セレクト)をMac / PC から直接出力する事が出来ないからというのが理由です。
「Easy MCUser」は仮想 MCU を一つのテーマとして設計していますが、下図にある様に、当時安くて使い易い開発環境である「mbed」に対応をしている STM 社の Nucleo F401 ボードを Master MCU として採用する事にしました。
下図は新しく採用した、最大数である8台の AVR マイコン(Arduino 互換ボード)を「Raspberry Pi3」から制御する時の接続イメージになります。
上図との大きな違いは、「Master MCU」として専用のマイコン・ボードが無い事です。「Raspberry Pi3」には、Mac / PC には無い機能として「GPIO」があります。この GPIO を使えば、 Master MCU から Salve MCU へ出力していた「チップ・セレクト」を生成する事が可能です。…という事で、 Master MCU の役目を「Raspberry Pi3」に持たせると下図の様な接続構成になりました。
試作段階でのテスト風景は以下の様な感じです。今回は、USB I/F を持ったArduino 互換機として「Arduino Nano」タイプを採用しました。USB I/F を持ったマイコン・ボードは Raspberry Pi3 の配下には一つだけで良いので、それ以外のマイコン・ボードとしては、「Arduino Pro Mini」タイプを採用しています。もちろん、DIP パッケージの AVR(ATmega328P)などにファームウェアを直接書き込んで、ボード上に並べてもOKです。
今回は、Raspberry Pi3 から USART をバス接続した Arduino 互換機を制御する方法について紹介をさせて頂きました。
Raspberry Pi3 はパソコンと比較しても1/10 程度の価格。これを採用しない手はありません。AVRMC では、今後も安くて良いプラットフォームは積極的に採用し、ご紹介してゆきたいと考えます。
当ホームページをご覧になって頂き、複雑で本格的なプログラムを作る事なく GUI でマイコンを制御し、デバイスの評価や実験のための計測・自動制御などに使いたいとお考えの方は、ぜひ期間限定のβ版をダウンロードしてお試しいただければ幸いです。
限定期間を過ぎる少し前には、正式版のアップを予定しております。気に入っていただけましたら、ぜひこちらのダウンロードも宜しくお願いします。
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Easy MCUser は、ユーザーがプログラミングをせずに、マイコンを使って自分のやりたい事を簡単に実現するためのソフトウェアです。以下に示す様な3つの特徴を持っています。
・GUIの操作によって、簡単にマイコンを直接動かせる
・GUIの操作を録画し、録画した操作を編集する事でマイコンのプログラムを生成出来る
・1つのマイコンでは難しい処理も、複数のマイコンへ分散して処理させられる
教育現場で、クリエーターに、仕事の小道具としてお使い頂ければ幸いです。現在、ベータ版をダウンロード・ページからダウンロード可能です。ぜひ、この機会にお試しください。
Easy MCUser enables you easily that you want to do your own by using microcontrollers without do programming. Easy MCUser has three features such as shown below.
· By GUI of the operation, you can control easily the microcontroller directly.
· Record the operation of the GUI, you can generate the program of microcontroller by editing the recorded operation.
· If you have difficult process in one microcontroller, Easy MCUser can distributes to a plurality of microcontrollers.
You can try to use ももんが version. Please download form download page.