Mac OS sierra用のドライバー・インストールについて

  • Mac OS sierra用のドライバー・インストールについて


MacOS sierra は、Arduino 互換機によく搭載されている CH340 / 341 というデバイスのドライバーでカーネル・パニックを引き起こす事がある様です。私の愛機である、Mac Book Air 11 でも、OSをアップデートしただけて、そのまま CH340 が搭載されている Arduino 互換機をUSB ポートに接続した瞬間、カーネル・パニックが発生。OSやら環境が変わると、この世界、良くある事なので驚きませんでしたが、又かという感じです。。。(10/30/2016 現在)

そこで、USB からArduino 互換機を外し、再起動して気を取り直して本家の中華デバイス・メーカーのサイトを訪れて、最新のデバイス・ドライバーがないか見て見たところ、やはりありました。下記の URL にあります。

http://www.wch.cn/download/CH341SER_MAC_ZIP.html

スクリーンショット 2016-10-29 10.40.53

ここから、sierra で使えるものと思われるデバイス・ドライバーをダウンロードしてインストール。結果、私の場合は NG でした。カーネル・パニックは発生しなくなりましたし、りんごマークをクリックして「このMacについて」を開いて、システムレポートの中から USB を選択して確認してみたところ、正常にドライバーがインストールされて認識されている感じはするものの、「Easy MCUser」との接続が出来ない状態でした。Windows PC / Raspberry Pi3 とは全く問題が無いのに。。。中には、この状態で問題なくCH340 / 341 を搭載した Arduino 互換機と正常に通信が出来ている方もいる様ですが。。。

そこで、Mac での開発がメインの私としては、今回有償(1000円ちょっと切るくらいの)デバイス・ドライバーを試して見る事にしました。結論的には大正解ですんなり動作しましたので、困っている方のためにご紹介します。
まず、下記 URL からデバイス・トライバーをダウンロードします。

https://www.mac-usb-serial.com

スクリーンショット 2016-10-29 10.59.52

「BUY DRIVERS for €7.90」をクリックして、購入手続きが完了したらダウンロード・サイトのURL がメールで送られてくるので、そこから「Sierra」用のドライバーをクリックすると、ダウンロードが出来ます。

スクリーンショット 2016-10-29 11.00.29

あとは、「Easy MCUser」を立ち上げて、試すと以下の様に無事通信が確立出来ました。

スクリーンショット 2016-10-29 11.08.21

スクリーンショット 2016-10-29 11.08.36

「Sierra」をお使いの方で、CH340/341 が搭載されているボードをお使いの方で困っていらっしゃる方は、ぜひお試しください。


Mac OSX ElCapitan用のドライバー・インストールについて

  • Mac OSX ElCapitan用のドライバー・インストールについて


Mac OSX ElCapitan 上でArduino互換機を動作させるためのドライバー・ソフトウェアをインストールする方法について簡単に説明を致します。Easy MCUserを接続してみてUSBポートが問題なく検出出来た場合は、このページの全ての手順は不要です。)

MacOSX
は、標準のライブラリーでファームウェア書き込み器が認識出来る様になっているので、「ファームウェア書き込みソフトのためのドライバー」を改めてインストールする必要はありません。
下記の「
Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアのインストール」のみ行えばOKです。


Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアのインストール】
1. デバイス・ドライバーをインストールする
本家・Arduinoの場合、FTDI社のチップがUSB-Serila変換に使われているため、こちらのドライバー・ソフトがインストールされていればOKです。リンク先からダウンロードして、解凍後、インストールして下さい。

Arduino
互換機については、CH340/341が出回っているため、こちらのドライバー・ソフトがインストールされていればOKです。
どうしてもドライバーがうまく認識出来なくで、Easey MCUser を立ち上げてUSBポートに接続していってもうまく動かない場合、現在のところの最終手段として、こちらのソフトを使えばドライバーを認識出来る様になります。
どうも、ドライバーの認識が出来る・出来ないは、個々の環境によって異なる様ですが、もしもうまく認識されない場合は、ご検討頂ければと思います。


2.
再起動する

MacOSX
の環境設定は、以上で完了です。


Windows用のドライバー・インストールについて

  • Windows用のドライバー・インストールについて



ドライバー・ソフトウェアとして2種類のものを準備します。
1つは、ファームウェア書き込み用のドライバー・ソフトウェアです。もう1つは、Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアです。

まずはじめに、ファームウェア書き込み用のドライバー・ソフトウェアのインストールについて説明を致します。
Atmel Studioをファームウェアの書き込みに使う場合は、以下の手順は不要です。Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアのインストールの項目まで読み飛ばしてください。


【ファームウェア書き込み用のドライバー・ソフトウェアのインストール】
1. Atmel Studio」を使用しない場合はAtmel Studio がインストールされていない事を確認する

2. AVRISP mkII
をパソコンから外すしてからデバイス・マネージャで「Jungo」が見つかった場合は、「AVRISP mkII」を右クリックで削除する

3. C:\Windows\inf
のディレクトリーに下記のファイルがインストールされていたら削除する
avrispmkii.inf
AVRDragon.inf
avrone.inf
JTAGICE3.inf
JTAGICEmkII.inf

4.
AVRISP mkII」をパソコンと接続して「inf-wizard」を立ち上げて、「libusb-win32-bin-1.2.6.0」をインストール
(この時、まだ「AVRISP mkII」は認識されていない状態のため、緑色のLEDが消灯状態です。)
AVRISP mkII」を選択して「Next」ボタンを押して「libusb-win32-bin-1.2.6.0」を有効にします。

 Pasted Graphic

5.
再起動してデバイス・マネージャを開き、「libusb-win32 devices」が「AVRISP mkII」デバイスとして有効になっている事を確認する

 Pasted Graphic 1


次に、Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアのインストールについて説明します。


Easy MCUser と仮想MCUが通信するためのドライバー・ソフトウェアのインストール
1. Arduino / Arduino互換機に搭載されているUSB-Serial変換チップのドライバーをインストール

本家・Arduinoの場合、FTDI社のチップがUSB-Serila変換に使われているため、こちらのドライバー・ソフトがインストールされていればOKです。リンク先からダウンロードして、解凍後、インストールして下さい。
Arduino互換機については、CH340/341が出回っているため、
こちらのドライバー・ソフトがインストールされていればOKです。

Windowsの環境設定は以上で完了です。

前のページへ戻る

次のページへ